投資結果

決算報告2023年

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2021年2月22日(ネコの日😊)に法人を作り、3回目の決算を迎えました。

第三期の事業年度は2022年9月1日~2023年8月31日です。

収入・売上

営業利益で主だったものは下記の通りです。

項目 金額
ソフトウェア販売 +854,614円
FX取引 +8,645,214円

ソフトウェア販売

ソフトウェア販売は、ゴゴジャン様を通じてシステムトレードを販売している事業になります。こちらは事業目的の1つである「ソフトウェアの企画、開発、設計、販売及び保守」に該当します。

ソフトウェア 本数
オセアニアブラザーズ 30本
ゴートゥーエブリデイ 11本

ようやく2つ目のシステムトレードをリリースすることができました。

ユーザーの皆さま、ご利用ありがとうございます。

ロジックは無相関の方が安定するので、頂いた軍資金を電気代・機材代に回し、引き続き3つ目のシステムトレードがリリースできるよう頑張ります。

FX取引

法人の活動は全て「利益を上げるための活動」と見做されるので、個人とは違い国内FX・海外FXとも事業活動として扱われます。こちらは事業目的の「外国為替証拠金取引等の差金決済取引」に該当します。

個人だと海外FXでは総合課税になってしまいますが、法人だと法人税率が適用されるのも大きなメリットです。

また個人では確定損益に課税されますが、法人では評価損益に課税されます。つまり含み益/含み損を加味した額に対して、課税されるという意味です。ロジック上、常に含み損を抱えるリピート系と法人は相性が良いと思います。

さらに個人では損失を繰り越せるのは分離課税である国内FXのみで、総合課税である海外FXは損失繰り越しが出来ません。法人の場合は繰り越せますので、来期に利益が出たとしても今期の損失を繰り戻して控除することができます。

手法 期初証拠金 確定損益 評価損益 収支
オセアニアブラザーズ・本線 4.436,605円 12,849,855円 12,060,719円 +7,624,114円
オセアニアブラザーズ・高値圏 1,000,000円 1,639,058円 1,554,341円 +554,341円
米国インデックス・リピート 813,333円 1,170,775円 1,170,775円 +357,442円
ゴートゥーエブリデイ 1,000,000円 1,033,186円 1,033,186円 +33,186円
WC 2023 5,000$ 5,237$ 5,237$ +237$
WC 2022 2,987$ 693$ 693$ -2295$
GC 5,000$ 5,133$ 5,133$ -133$
その他 -     -1,345円

2021年3月から動かしている「オセアニアブラザーズ・本線」は期初に444万円から始めて、1年で大きく伸びて+762万円となりました。事業年度の最終日8月31日時点での含み損は小さく、評価損益は1206万円です。

昨年は大きな評価損を抱えていたので節税に繋がりましたが、ここまで稼いでしまっては納税せざるを得ませんね😂

2022年9月の歴史的高値圏で開始した「オセアニアブラザーズ・高値圏」は、100万円から155万円となり+55万円でした。

3位は米国インデックスを対象としたリピート系ロジックで+36万円、4位は「ゴートゥーエブリデイ」で+3万円でした。

ロビンスカップのWorld Cupは1月始まりで12月終わり、Global Cupは6月始まり5月終わりです。事業年度とは全く合いませんが2023年の第40回World Cupは、まだ善戦しています。

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「オセアニアブラザーズ」複利 × リピート = FXで資産運用

支出・経費

支出・経費は139万円でした。主だったものは下記の通りです。

項目 金額
接待交際費 -962,851円
減価償却費 -500,000円
寄付金 -129,800円
会議費 -129,690円
通信費 -108,080円
旅費交通費 -31,900円
その他 -17,845円

接待交際費・会議費

接待交際費・会議費は109万円でした。営業活動・情報収集活動による支出です。色々な個人事業主の方や会社員の方と交流し、事業や投資についての情報交換ができました。

寄付金

個人の寄付では、ふるさと納税・公益社団法人・認定NPO法人など以外への寄付は、税額控除を受けることができません。

法人ではこれら以外に一般の寄付金が、一定限度まで損金に算入できます。

一般寄付金

資本金額 ×(当期月数 ÷ 12)×(2.5 ÷ 1,000)= a

所得金額 ×(2.5 ÷ 1,000)= b

(a + b)× 0.25 = 損金算入限度額

上記が一般寄付金の損金算入限度額です。法人から認定NPO法人に対しては、一般寄付金とは別に下記の特別損金算入限度額が利用できます。

特別損金算入限度額

資本金額 ×(当期月数 ÷ 12)×(3.75 ÷ 1,000)= a

所得金額 ×(6.25 ÷ 1,000)= b

(a + b)× 0.5 = 損金算入限度額

この制度を利用して、日本国内の災害支援になればと日本赤十字社に10万円、地元の保護猫カフェに3万円の寄付をさせて頂きました🐈

法人だと一般の寄付ができるのは大きなメリットではありますが、節税面から考えると個人の「ふるさと納税」の方が使い勝手が良い気がします。

支出・法人税等

法人税・住民税及び事業税は163万円でした。

項目 金額
法人税 -999,100円
地方法人税 -102,800円
事業税 -281,000円
特別法人事業税 -103,900円
都道府県民税(法人税割) -69,900円
都道府県民税(均等割) -70,000円

前期は赤字だったので均等割の70,000円だけで済みましたが、今期はオセアニアブラザーズが大活躍してくれたので納税せざるを得ませんね😂

資産・負債

役員(自分)より、178万円の借入金を作りました。前期からの分も含め、トータルで個人から法人へ909万円貸しています。

資本金の300万円と合わせて、FXの証拠金など活動資金になっています。自分との数字だけのやりとりなので節税には繋がりませんが、調整弁として利用できてとても便利です。

全体収支

トータルの収支を見て見ましょう。

項目 金額
ソフトウェア販売事業 +854,614円
外国為替証拠金取引事業 +8,315,126円
経費 -1,391,696円
繰越欠損金 -1,116,954円

トータルの収入が950万円、支出が139万円でした。

これだけだと778万円のプラスになってしまいますが、そこから前年度までの繰越欠損金が112万円を引くことができます。個人事業主では3年しか赤字は持ち越せませんが、法人だと最長10年持ち越すことが出来ます。

以上から総所得金額は666万円となり、法人税等が163万円であることを考えると、実行税率は24.44%となります。

節税できたのか?

前期は大幅な節税に繋がりましたが、今期は結構な税額となってしまいました。果たして節税に繋がったのでしょうか?

法人を作らなければ発生しなかった費用もあるので、詳しく見て見ましょう。

売上・ソフトウェア販売

85万円のソフトウェア販売による売上です。個人事業主の実効税率を30%と仮定すると、26万円の税金がかかることになります。

法人の実効税率では21万円で済みます。つまり5万円の節税になったということです。

売上・FX取引

前期はリピート系が定常的に抱える評価損失で節税に繋がっていたのですが、今期末時点では含み損が小さく評価損益と確定損益がほぼ同じ値でした。

そうなると877万円から1280万円になった確定損益より、444万円から1206万円になった評価損益の方が差額が大きいことになります。

従って、今期に限って言えば節税には繋がらなかったと言えます。

含み損が小さいのは本来は喜ばしいことなのですが、節税に限って言えばそうでもありません。

今期末の評価損益と確定損益が同じことから、来期は節税に繋がると思います。

経費・通信費

法人契約のfreee会計・freee申告は、法人を作らなければ発生しなかった費用ですので、約5万円のマイナスです。

税金・法人税均等割

法人税均等割は、決算が黒字か赤字かに関わらず必ず払わなければならない税金です。

合計節税額

合計でいくら節税できたかを計算してみます。

項目 個人と比較した節税額
売上・ソフトウェア販売 +47,517円
売上・FX取引 -3,440,600円
経費・通信費 -46,620円
経費・譲渡費用 +500,000円
税金・法人税均等割 -70,000円

こちらの通り差額を見ると、今期は法人の方が301万円税金が高いことになります。

申告と納税

書類ができたので、申告と納税を行いました。

法人税・地方法人税の合計額1,101,900円は「国税クレジットカードお支払いサイト」で支払いました。

地方税は去年はクレジットカード使えなかった気がしたのですが、使えるようになっていましたので残りの地方税524,800円もクレジットカードで支払うことができました。

前者の手数料率が0.84%、後者が0.83%です。

クレジットカードによる支払だと、支払い手数料がかかってしまいますがもちろん来期の経費にすることができます。

利用額に対してポイントが付くクレカであれば少し元が取れますし、信用情報を貯めることもできますね😊✨

クレジットカード会社によっては、通常の買い物は1%なのに納税の場合はポイント率が異なる場合もあるので注意しましょう。

しかし改めて「163万円払ってください」と言われると、覚悟はしていましたが中々しんどいものがありますね。税金を意識させない源泉徴収というシステムは良く出来ているなぁ🤔💦

国会議員のご老人を居眠りさせるお金でなく、せめて災害支援とかに活用して欲しいものです。

我々も税金の勉強を続けて、意識改革していかなくてはいけませんね。

今期の目標の振り返りと来期の目標

目標は1つ設定していて、「ゴートゥーエブリデイ」のリリースにより無事達成することができました。

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「ゴートゥーエブリデイ」仲値 × テクニカル = 目標年利40%

来期の事業年度は2023年9月1日~2024年8月31日、つまりもう始まっています。目標はシンプルに1つです。

目標「ソフトウェア商品 第3弾リリース」

来期も同じ目標にしたいと思います。

オセアニアブラザーズ、ゴートゥーエブリデイに加えて第3弾をリリースして、ポートフォリオを組んで運用できるようにしたいと思います。

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