2023年に開催の第40回ロビンスカップに参戦しています。
ロビンスカップの概要はこちらにまとめています。
コンテンツ
振り返り
ロビンスカップに参戦するのは今回が初ではなく、過去に3回エントリーしています。
振り返って分かって来たことをまとめたいと思います。
参加人数
まずは参加人数について考えてみます。果たして何人がエントリーしていて、自分は何人と競っているのでしょうか?
ロビンスカップに参加するためには、ATC BrokersというFX業者に口座を開設しなければいけません。海外業者で入金が大変な割にレバレッジが50倍しかなく、ゼロカットもないので何とも言えない業者です😅
この口座は使い回せるのではなく、World CupやGlobal Cupが開催されるたびに新規口座を開設しなければいけません。
World Cupであれば年末に口座を開設して軍資金5,000ドル(最低金額)を海外送金します。
1月1日になったら「よーいドン」で取引が始め、12月31日に終了。その時に5,000ドルが5,500ドルになっていれば、利益率は+10%となり「これは全体で何位か?」と、利益率を競う訳です。
この参加者全員がやらなければいけない新規口座開設という行為から、参加人数を類推することができるかも知れません。自分はこれまで4回の口座開設をしていますが、その番号がシーケンシャルな連番なんですよね😅
セキュリティ的にどうなのとは思いますが、シーケンシャルであることから口座番号から参加人数を類推してみましょう。
最初にエントリーしたのが第38回World Cupの終わり際(2021年10月)です。ここを仮に0番とします。
そこから70日後に第39回World Cupの口座開設をした際、初回から69進んだ口座番号が割り振られました。
以降のデータも踏まえて、同様のペースで採番されていると仮定して平均を取ると「日付×0.83」の割合で番号が増えています。このことから1年では約300の番号が採番されていることになり、参加者は約300名なのではないかと類推されます。(違ってたらスミマセン)
参加国
次に自分がランキングで確認した、参加者の国についてです。
毎日チェックしていないので、網羅出来ているわけではありませんが約20か国から参加されているようです。特にドイツ勢が強い印象です😅
ロビンスカップは稼いだ額面ではなく利益率を競うという大会なので、参加国は資金が豊富な先進国に偏るのではなく、様々な国からエントリーできるのが面白いですね。
資金量ではなく、投資に対しての知識や技術が純粋に競われている印象を受けました。
たられば
第39回World Cupは、NASDAQをベースとした買いのリピート系EAで挑んだのですが、ご存じの通りウクライナ・ショックにより惨敗でした。
投資の世界に「たられば」はありませんが、他のEAで挑んだら勝てたのかどうかをチェックしてみましょう。
オセアニアブラザーズでエントリーしていたら
ロビンスカップとオセアニアブラザーズの相性があまり良くないことが分かっていたので利用を見送っていましたが、2022年末はAUDNZDがレンジ中央で終わったことを考えると、結果論ですがオセアニアブラザーズでエントリーもアリだったかも知れません。
結果は下記の通り利益率22.15%となりました。
通貨ペア | 純益 | 利益率 | 最大DD |
AUDNZD | 1,107ドル | 22.15% | 40.40% |
さらに結果論ですが第39回World Cupの第5位が18.6%でしたので、オセアニアブラザーズでエントリーしていれば5位に入れて目標達成できていたことになります😅
「オセアニアブラザーズ」複利 × リピート = FXで資産運用
ゴートゥーエブリデイでエントリーしていたら
2022年の年始の時点では完成していなかったEAが存在していたらという、さらに「たられば」の話です。
ゴートゥーエブリデイが存在していたとしたらどうなっていたでしょうか?
結果は下記の通り利益率60.80%となっていました。
通貨ペア | 純益 | 利益率 | 最大DD |
USDJPY | 3,040ドル | 60.80% | 14.72% |
第39回World Cupの第4位が193.7%なので、やはり第5位には入れていたことになります。
「ゴートゥーエブリデイ」仲値 × テクニカル = 目標年利40%
初期戦略
振り返りと「たられば」を踏まえて、第40回World Cupにはどうやって挑みましょう🤔💦
今回も目標は5位入賞だとしても、安定してランクインするためには100~200%台を目指さなければいけません。
過去には様々なロジックを同時に動作させる前提で200~300%台を構成してきましたが、一部のロジックは上手くいっても他ロジックがバックテストから乖離してしまった経緯があります。
またオセアニアブラザーズは、レンジ中央以外で年末を迎える恐れがあることから期間が限定されているロビンスカップには向いていないと、やはり考えてしまいます。
- 評価損益を抱えない(短い期間に区切られても結果がブレない)
- 毎年同じような成績が期待できる
このような観点から、ここはひとつシンプルにゴートゥーエブリデイだけで開始して、利益率の不足分を補うために新EAを後から足していくのはどうでしょうか。
ロジック「ゴートゥーエブリデイ」
各年の初期証拠金5,000ドルでのバックテストは下記になりました。
こちらは複利設定ではありますが、年をまたいだら証拠金を5,000ドルに戻すという前提の結果になります。
年 | 純益 | 利益率 | PF | 回数 | 最大DD | 勝率 |
2013年 | 9,839ドル | 196.78% | 3.47 | 78回 | 13.35% | 74.36% |
2014年 | 4,510ドル | 90.20% | 3.42 | 65回 | 8.63% | 56.92% |
2015年 | 8,875ドル | 177.50% | 4.49 | 73回 | 8.79% | 71.23% |
2016年 | 3,428ドル | 68.56% | 2.13 | 62回 | 29.36% | 64.52% |
2017年 | 4,570ドル | 91.40% | 2.18 | 77回 | 13.94% | 62.34% |
2018年 | 3,192ドル | 63.84% | 1.99 | 70回 | 20.93% | 65.71% |
2019年 | 1,618ドル | 32.36% | 1.77 | 68回 | 12.63% | 63.24% |
2020年 | 956ドル | 19.12% | 1.30 | 65回 | 21.90% | 63.08% |
2021年 | 1,697ドル | 33.94% | 2.75 | 61回 | 7.71% | 67.21% |
2022年 | 3,040ドル | 60.80% | 2.56 | 60回 | 14.72% | 73.33% |
2013~2021年を対象としたバックテストで調整したパラメーターでしたが、2022年も好成績を残せたというのは嬉しい限りですね😊
次に平均値と中央値は下記の通りです。
項目 | 純益 | 利益率 | PF | 回数 | 最大DD | 勝率 |
平均値 | 4,173ドル | 83.45% | 2.61 | 68回 | 15.20% | 66.19% |
中央値 | 3,310ドル | 66.20% | 2.37 | 67回 | 13.65% | 65.12% |
この結果から、ゴートゥーエブリデイだけでエントリーすると60~80%くらいの利益率が出せるのではないでしょうか。
やはりこのままだと安定して5位ランクインは厳しそうなので、何をプラスするかを継続して考えていく必要がありそうです🤔💦
1/3 エントリー
年末に入金を済ませて置いたので、早速エントリーすることが出来ました😊
戦況はREAL TRADEでリアルタイムに公開していきます。
4/30 4カ月経過
久しぶりの更新です。現在+12.21%で推移しています。
ランクはというと・・・、
はい、全然ランク外です😂
ドイツのPatric Nill氏、今年も絶好調ですね💦
7/31 7カ月経過
久しぶりの更新です。現在-0.03%で推移しています。
手元の口座はプラスなのに何でかなと思ったら、どうやらスワップ(287.30ドル)分は成績に考慮されないようです😂
ちなみに当然ランク外です。イタリア勢が強い。
8/31 8カ月経過
参戦中のロビンスカップ、現在-0.01%で推移しています。
ちなみに当然ランク外です。イタリア勢が引き続き独走中。
スワップを含めると5,237ドルになっています。5,000ドル以上の軍資金を維持して、来年の再エントリーとロジックを考えなきゃですね🤔💦
9/29 9カ月経過
参戦中のロビンスカップ、現在-1.84%で推移しています。
ちなみに当然ランク外です。上位層も苦戦している様子。
スワップを含めると5,273ドルになっています。
11/4 10カ月経過
参戦中のロビンスカップ、現在-1.48%で推移しています。
ちなみに当然ランク外です。
スワップを含めると5,411.78ドルになっています。
12/28 終了
ロビンスカップ終了しました。-17.54%となりました。無念。
全体ランキングは10月末から変わらず、イタリアの方がトレードせず勝ち逃げというスタイルのようです😂
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