2021年に開催の第38回ロビンスカップに参戦しています。
ロビンスカップの概要はこちらにまとめています。
戦略
ロビンスカップとオセアニアブラザーズの相性があまり良くないことが分かったので、新たなロジックを考えてテストエントリーしたいと思います。
新ロジック①「仲値トレード」
オセアニアブラザーズ以外の戦略を考えようということで、新ロジックを2つ考えました。
1つ目は、通貨をUSDJPYに限定して夜中に特定条件でエントリー、翌日9:55に向けて上がってくるドル円を掴まえるという、所謂「仲値トレード」と呼ばれるものです。
他にも色々なエントリー条件とロジックを組み合わせて、初期証拠金5,000ドルでのバックテストは下記になりました。
通貨ペア | 純益 | 年利 | PF | 回数 | 最大DD | 勝率 |
USDJPY | 60,334ドル | 172.38% | 2.06 | 989 | 10.99% | 68.76% |
バックテストは7年間実施、年利は1年間の運用で換算して算出しています。
このロジック単体ではロットを上げずには利益率200%は達成できそうにありませんが、ドローダウンが低いので複数手法を組み合わせたいと思います。
新ロジック②「押し目買い・戻り売り」
もう1つのロジックは、中長期のトレンドに合わせながら局所的な安値で買い・高値で売る、押し目買いと戻り売りロジックです。
このロジックが通用する通貨が限られているので、下記10通貨で7年間のバックテストを行いました。
通貨ペア | 純益 | 年利 | PF | 回数 | 最大DD | 勝率 |
EURUSD | 19,474ドル | 55.64% | 3.60 | 1936 | 17.74% | 95.25% |
USDJPY | 15,037ドル | 42.96% | 2.15 | 1263 | 8.56% | 90.98% |
EURJPY | 10,311ドル | 29.46% | 3.45 | 894 | 28.66% | 94.63% |
GBPUSD | 4,438ドル | 12.68% | 5.40 | 120 | 20.68% | 98.33% |
AUDJPY | 13,433ドル | 38.38% | 5.36 | 689 | 16.68% | 93.03% |
CHFJPY | 5,644ドル | 16.13% | 56,439.35 | 54 | 10.49% | 98.15% |
GBPCHF | 6,887ドル | 19.68% | 62.70 | 59 | 13.87% | 96.61% |
USDCHF | 4,637ドル | 13.25% | 46,369.90 | 27 | 13.17% | 96.30% |
USDCAD | 3,174ドル | 9.07% | ∞ | 57 | 30.88% | 100.00% |
GBPAUD | 2,240ドル | 6.40% | ∞ | 18 | 29.47% | 100.00% |
それぞれ5,000ドルの初期証拠金でバックテストをしましたが、ポイントはドローダウンが大きくなる時期が異なるので、ポートフォリオを組めるという点です。
初期証拠金5,000ドルのまま10通貨を合成した結果は、下記のようになりました。
純益 | 年利 | PF | 回数 | DD | 勝率 |
85,273ドル | 243.64% | 3.94 | 5,117 | 7.68% | 93.75% |
純益・年利・取引回数が総和、プロフィットファクタや勝率が平均になるのに対し、発生タイミングの違いからドローダウンは増加しないことがポイントです。うまくポートフォリオを組めたと思います😊
年利も無事に244%を達成できました。ですが通貨ごとにエントリー回数にかなりばらつきがあるのが懸念です。
2つのロジックを合成
これら2つのロジックを合成してポートフォリオを組むと、年利416%となりました。
あくまでバックテストですのでリアルでどこまで通用するか分かりませんが、バックテストに近い動きをするのであれば取引回数も多いので、多少の不測の事態があっても大会を戦えるのではないでしょうか。
純益 | 年利 | PF | 回数 | DD | 勝率 |
145,608ドル | 416.02% | 2.70 | 6,106 | 3.68% | 89.70% |
10/25 エントリー
ロビンスカップに参戦してみようと思ったのが9月、口座開設と入金(海外送金)に手間取っていたら、10月末になってしまいました😂
今年はもう残り2カ月しかありませんが、一応エントリーしてロジックを試してみようと思います。
ATC Brokersは初めて使うレバレッジ50倍業者なので、まずはロット数を0.01にして様子を見たいと思います。一応REAL TRADEのリンクを貼っておきます。
この2ロジックで問題なさそうだったら、第39回ロビンスカップが来年1月から開催されると思うので、そこからロット数を上げて本格始動したいと思います😎
12/31 終了
わずか2か月ほどでしたが、無事終了しました。
6,000USD入金して結果はちょっとマイナスでした。
純益 | 収益 | 収益率 | 合計利益 | 合計損失 | プロフィットファクタ |
①仲値トレード | 33.45 USD | 0.55% | 43.73 USD | -10.28 USD | 4.25 |
②押し目買い・戻り売り | -78.48 USD | -1.30% | 106.00 USD | -184.48 USD | 0.57 |
合計 | -45.03 USD | -0.75% | 149.73 USD | -194.76 USD | 0.77 |
今回は2つの手法を導入しました。どちらもロット数を抑えての運用でしたが、①の「仲値トレード」は優秀そうです。
②の「押し目買い・戻り売り」については、トータルでは厳しそうです。内部は4つのロジックから構成されているのですが、下記の通り1つ目のロジックだけ使うと仲値トレードより優秀だと分かりました😊
純益 | 収益 | 収益率 | 合計利益 | 合計損失 | プロフィットファクタ |
②-1. 押し目買い・戻り売り | 35.76 USD | 0.58% | 41.81 USD | -6.05 USD | 6.91 |
②-2. 買われ過ぎ売り・売られ過ぎ買い1 | -41.01 USD | -0.68% | 18.51 USD | -59.52 USD | 0.31 |
②-3. 買われ過ぎ売り・売られ過ぎ買い2 | -37.70 USD | -0.62% | 21.86 USD | -59.56 USD | 0.37 |
②-4. 買われ過ぎ売り・売られ過ぎ買い3 | -35.53 USD | -0.58% | 23.82 USD | -59.35 USD | 0.40 |
わずか2か月ですがATC Brokerの癖が分かって来た気がするので、2022年 第39回ロビンスカップで活用して行きたいと思います。
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