納税で利益を出そう!固定資産税納付時に2.5%還元



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不動産投資で毎年行う固定資産税の支払いを、少しでもお得にする方法を考えてみましょう。

支払い方法の整理

東京都の不動産の場合、固定資産税は東京都に納める都税となります。都税は様々な方法で支払いが可能です。

口座振替・コンビニ請求書払い・クレジットカード払い・決済アプリ払いなど、納税者の好きな方法で納付することができます。

納付手法によって手数料と還元率が異なりますので、それぞれの方法を見てみましょう。

コンビニ払い

納付書をコンビニ店頭に持って行って支払う、一般的な方法です。公共料金の支払いや切手の購入と同様に、税金の支払いはレジにて現金で支払う必要があります。

そのため銀行やコンビニでATMで多額の現金を引き出して、コンビニレジに持って行く必要があります。最近は多額の現金を持つ機会は無くなってきましたので、ちょっと怖い気がしますよね。

手数料がかからず、還元も得られません。もしかしたらATMの利用手数料が必要になるかも知れません。

キャッシュレス化していく世の中にあって、確実ですがあまりスマートでない支払い方法と言えるでしょう。

クレジットカード払い

クレジットカードでの支払いは「都税クレジットカードお支払いサイト」経由で行うことができます。手元に現金が無くても支払うことができ、翌月や翌々月のカード引き落とし日まで先送りできるというメリットがあります。

支払い手数料は10,000円の納付につきで73円(税別)が必要です。例えば10万円納付するのであれば730円の手数料なので、消費税込みで803円が掛かります。

この手数料をカード会社が還元してくれるポイントが上回れば、クレジットカードで支払うとお得と言えます。

一般的なクレジットカードの還元率は1%と言われていますので、差し引き+0.2%のプラスになります。10万円であれば200円のプラスです。

楽天カードは2021年6月から改悪され、500円につき1ポイントしか還元されなくなったので注意しましょう。

LINE Pay払い

LINE Payで納付を行うことを考えます。こちらも2021年5月に改悪されてしまいましたが、比較的お得な手段と言えるでしょう。

まず決済アプリアプリによる納付では、手数料がかかりません。

支払いをVisa LINE Payクレジットカードを通じて行うと2.0%のポイントが還元されます。カード引き落とし日まで先送りできるメリットは健在です。

またチャージ&ペイを使うと、さらに0.5%が還元されます。つまり2.5%のプラスになるという、今現在では優秀な選択肢です。

但しクレジットカードの2.0%ポイント還元は、5万円が上限なので注意しましょう。

30万円での試算

固定資産税30万円を、75,000円ずつ4回に渡って分割支払いする場合、具体的にいくらプラスになるかを見て見ましょう。

やはりLINE Payがダントツです。納税したのに利益が出るって不思議な感じですね😎

LINE Payでの支払い

LINE Payでの具体的な支払い手順について見ていきましょう。

1. Visa LINE Payクレジットカードを作る

LINE Payでの納付で2.0%還元されるためには、一般のクレジットカードを登録するのではなく、Visa LINE Payクレジットカードを作成する必要があります。

年1回以上利用するのであれば年会費はかかりませんので、早速作成・登録しましょう。

2. 分割納付を選ぶ

固定資産税では、一括納付と4回に分けての分割納付の納税通知書が届きます。

2.0%還元の上限額は5万円ですので、分割納付を行った方が還元ポイントが大きくなります

3. 請求書支払い

LINE Payの請求書支払いを行いましょう。画面の指示に従って、納税通知書のバーコードをアプリで撮影するだけです。

残高から支払うのではなく、チャージ&ペイを選ぶのを忘れないよう注意しましょう。

無事支払いが終わりました。非常に簡単でしたね。

支払い失敗と解決方法

連続して2枚目の支払いを行おうとしたときに、エラーとなることがあります。

これはチャージ&ペイの利用額限度が、月10万円に制限されているためです。

もうちょっと分かりやすいメッセージを表示して欲しいところです😅

解決方法①「本人確認を行う」

チャージ&ペイのクレジットカード決済の利用限度額は、下記の通りです。

  • LINE Cashアカウント:10万円/月
  • LINE Moneyアカウント:50万円/月

※但しカード利用枠が上記よりも少ない場合は、利用枠が上限となる。

そしてLINE Cashアカウントから、LINE Moneyアカウントには本人確認を行うことで切り替わります。

少し面倒ですが、こちらの手順に従って本人確認を行うことで、上限額が変更され支払いできるようになります。

同時に固定資産税以外の一般の支払いについても上限額が変わりますので、注意しましょう。

解決方法②「一カ月待つ」

利用枠が10万円/月なので、一カ月待てばまた利用できるようになります。

固定資産税の分納期限は下記の通りです。

1期:6月末

2期:9月末

3期:12月末

4期:翌年2月末

届いたらすぐに1期だけ支払ってしまえば、2期以降は翌月以降でも間に合いますね。

一カ月待って利用枠が10万円に戻ってから、支払えば問題ないでしょう。

こちらは忘れないように注意が必要です。



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