FOREX EXCHANGE社が主催する「第3回 EA-1グランプリ」に参加しています。
初参加なので色々と分からないことだらけですが、下調べ・戦略立て・成績推移まで時系列で見ていきたいと思います。
コンテンツ
応募するEA
現在は今年の目標の1つである「AIを活用した、新システムトレード」を開発しています。オセアニアブラザーズの一本足打法から脱却するのが目的です😎
この新EAの武者修行のため、EA-1グランプリに初チャレンジしてみようと思います。
チャレンジするのは「人類はAIと共働きできるか?」をテーマにした、「ディープなんとか」というEAです。
最新のAI技術である「ディープラーニング」を使って過去の相場を学習させることで、未来の相場を予想できないかというコンセプトです😊
AIが上がる/変わらない/下がるを日々判断して、スイングトレードを行います。AIの判断だけでは取り逃がしてしまう利益を、トレーリングプライスなどのロジックで補完しています。
名前の由来
ディープラーニングを用いたソフトウェア技術は「ディープ・・・」と名付けられることが多いのですが、思いつかなかったので「ディープなんとか」と名付けました😁
うまくフォワードテスト&不具合修正ができたら、発売までに何かしらちゃんとした名前を付けたいと思います。
EA-1グランプリとは
初参加なので、EA-1グランプリについて色々と調べてみました。今回の開催は第3回ということで、過去に2回開催されているようです。
第1回EA-1グランプリ
- 結果ウェブサイト
- 期間:2020年2月3日~4月24日
- 1位
- EA名:あさぽん
- 開発者:木里ゆう氏
- 純益:+471,440
- 2位
- EA名:Nanpin_Boy_USDJPY_M1_V1
- 開発者:令和のだぶるいー氏
- 純益:+421,545円
- 3位
- EA名:TSF7_EXC
- 開発者:カメ吉氏
- 純益:+252,092円
第1回はコロナ相場だったのに、皆さんスゴイ成績ですね。ちなみに10位は+8万円でした。
第2回EA-1グランプリ
- 結果ウェブサイト
- 期間:2020年8月31日~11月27日
- 1位
- EA名:Yavival G
- 開発者:Sagi Jungle氏
- 純益:+494,265円
- 2位
- EA名:ogityan_T
- 開発者:モコ氏
- 純益:+369,291円
- 3位
- EA名:あさぽん・改
- 開発者:木里ゆう氏
- 純益:+364,900円
第2回でも木里ゆう氏は連続でメダル圏内、すごいですね。ちなみに10位は+14万円とのことです。コロナ相場と単純な比較はできませんが、純益が底上げされています。
ちなみに第3回では1位は優勝トロフィーとタイアップキャンペーン、2位と3位はトロフィー、4位以下でも月利1%以上であれば記念品を頂けるそうです😊
最近はEAを宣伝する方法を模索していたので、EAを発売するときに「第3回EA-1グランプリで○○位入賞」とか名乗れるようになるとカッコイイですね。
戦略
5年勝負であればオセアニアブラザーズで1000万円とか出せそうですが、3か月だと流石に厳しいです😅
そもそも既に販売されているEAは、エントリー対象ではないとのことでした。ということで新EA「ディープなんとか」の出番です。
初参加で色々と分からないことだらけですが、10位入賞を目指して戦略を練りたいと思います。
「オセアニアブラザーズ」複利 × リピート = FXで資産運用
純益の目安
いくら稼げれば、10位入賞できるのでしょうか?
過去2回の調査から、3か月という短い期間で+40~50万円前後を達成したらメダル圏内、10位に入るためには+15~20万円前後の成績が必要だろうと推測できます。
AI任せの「ディープなんとか」でも、パラメーターやロット数を調整して、これくらいの純益を目指さなければいけません。
完全放置
もう1つ面白いルールがあり、「エントリーしたEAは、完全放置されて3か月戦い抜く」とのことです。
つまり、途中でロジックやパラメーターを変更することは認められないということです。
スキャルピングやデイトレードEAに、裁量トレード並みに毎日調整されては到底勝てませんので、スイングトレードの「ディープなんとか」には都合がよいルールだと思います😀
パラメータ決定
AIにも勝ち負けはありますので、本来であればもっと長い期間で安定的に運用していくのが理想ですが、3か月でも10位入賞を目指せるよう、今回はロット数を少し上げることを考えます。
スイングトレードなので、一時的に含み損が膨らむ時期はあるかも知れませんが、トータルでプラスを考えましょう。
通常は初期証拠金100万円であれば、0.05~0.1ロットくらいで動かすくらいの想定でしたが、ちょっと無理して1エントリーを0.14にすると10位入賞が見えてきそうです。
上記期間の0が、「ディープなんとか」が学習していない最大の期間です。2019年1月より前の期間はAIが相場を学習済みのため、勝率が高くて当たり前なので判断材料にできません。
つまり0の期間はAIにとっては学習していない未知の期間。バックテストではあるのですが、ある意味フォワードテストとも言えます。逆にロット数の計算には学習していない期間しか使えないので、2019年と2020年で算出するしかないわけです。
1Aと1Bが第1回、2Aと2Bが第2回、3Aと3Bが第3回グランプリと同じ3カ月間です。
1Bはコロナ期間を含んでおり、マイナスになりました。コロナ相場は人類にとっても初で、AIからしても2019年1月以前には学習できなかったパターンなので、マイナスになったと考えられます。
これ以外の期間であれば、最大ドローダウンを20~30%くらいに抑えつつ純益が15~20万円くらいを達成できています。
以上から、今回の計測期間である2021年5月9日から7月30日でも、過去と同じような相場になってくれれば「ロット数0.14で純益15万円程度を稼ぎ、10位入賞が狙えるのでは?」と考えています。
2021年4月22日・エントリー
以上のパラメーター調整を行い、無事エントリーが完了しました。EA×AIという試みを、温かく見守ってくださいね😊
2021年4月30日・紹介ウェブページ開設
FOREX EXCHANGEさんが、紹介用の開発者のウェブページとEAのウェブページ開設して下さいました!ありがとうございます😊
同時に第3回EA-1グランプリのエントリー数が公開されました。全48個あり、自分は29番目の応募だったようです。ライバル多いですね😅
2021年5月3日・計測開始
いよいよ5/3から、第3回EA-1グランプリ開催です。外出自粛のゴールデンウィーク真っ只中に、オンラインで楽しみがあるというのはありがたいことです。
とは言っても、あとはEAに頑張ってもらうしかないので、人間は盛り上げに回りましょう!
FOREX EXCHANGEさんにお送りしたEAは、VPS上でデモ口座で動作しているはずなので、自分も同じデモ口座を作ってローカルで走らせています。
さらに販売に向けてフォワードテストをしたいので、Titan FX法人リアル口座を証拠金100万円で開設して「よーいドン」で走らせています。
7万円の有料ヒストリカルデータを使い、モデリング品質99.9%のバックテストを実施した結果、単利で月利4.8%の利益が出せそうです。やはりEA-1グランプリの3か月間では15万円程度にしかならず、目指せ10位入賞という感じですね😅
逆に安定して月利約5%を出せるのであれば、1000万円ほどで回せれば毎月50万円入ってくるわけで、意外と早くF.I.R.E.予備軍になれるかも知れません。単利なので50万円を抜いて暮らせば良いわけですし😎
オセアニアブラザーズとは全くリスクが異なるので、念願のポートフォリオが組めますね😊
第1弾はEUR/JPYしか対応していませんが、通貨を分けて複数稼働すれば、より安定する気がしています🤔
2021年5月29日・1カ月経過
第3回EA-1グランプリ開催から、約1カ月が経過しました。
公式Twitterによると、5月28日の昼現在、有効証拠金(Equity)がプラスのEAは、全48個エントリーされているうち20個だそうです。
「ディープなんとか」は現在12位です。目標が10位入賞なので、この後じわじわと順位を上げていって欲しいところですね🤔
2021年7月3日・2カ月経過
第3回EA-1グランプリ開催から、約2カ月が経過しました。
ちょいちょい利確はしているようなのですが、如何せん高値掴みした買いポジションによる含み損が大きく、有効証拠金はマイナスでランク外に転落してしまいました。
また一時期は証拠金維持率が100%を切ったこともあり、かなりヒヤヒヤしながら見守っております。この辺り、AIを用いたEAの様残な課題が見えてきましたので改良して参ります。
2021年7月30日・計測終了
3か月の戦いが終わりました。結果は大惨敗、100万円で始めた資金が83万円になってしまいました。
こちらが振り返りバックテストです。会期が始まった5月3日までは絶好調だったので、正直いけるかと思っていたのですが、その後今までにない損失を出した形になります。
ちなみに会期の2021年5月3日から7月30日まで、ロジックを見直しつつTitanのリアル口座でも走らせました。結果はマイナス34万円となりました😭
緑矢印の通り、始まる前は絶好調で自信があったので「EA-1グランプリで箔をつけて発売しよう」「発売に向けてフォワードテストを回そう」と思い100万円で始めたのですが、大惨敗。勢いで発売しなくて本当に良かった。
多くの反省点が得られたので、ディープなんとかについては色々と見直しを掛けています。
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