ここでは、本編の電子書籍では諸事情により掲載できなかった、幻の第4部・海外FX業者の活用について触れていきます。
コンテンツ
第2部 手法解説編・補足
レバレッジは自分で制限
指標発表時にハイレバレッジになるような高ロット数でエントリーするのは避けましょう。
海外FX業者ではそもそも、利用者の損失を補填するゼロカットが採用されていることが多く、それを利用した指標発表時の両建てのハイレバレッジ取引は禁止されています。
せっかく利益が出たとしても口座が凍結されたり、出金拒否される場合があるので注意しましょう。
また海外FX業者によっては通常は数百倍のハイレバレッジを謳っていても、指標発表時には100倍程度まで引き下げられることもありますので注意が必要です。
本手法の半自動EAには、証拠金維持率からロット数を自動制限する機能がついています。
細目な資金移動
毎回同じ証拠金維持率でエントリーすると、一度利益が出たとしてもその利益を含めてロット数が再計算されますので、次回は儲けた利益分も使ってエントリーするのと変わりません。
良く言えば「複利」ですが、裏を返せばいくら儲かっても、リスクが変わらないということです。
そのため海外口座では特に、細目に資金移動をしてリスクを一定にするように心がけましょう。
第3部 検証編・補足
海外FX業者・Titan FX
海外FX業者として、Titan FXをテスト対象とします。
Titan FXは高レバレッジが変わらない、数少ないFX業者の1つです。
豊富な入金ボーナスは無いものの、他の海外FX業者のような資金量に応じたレバレッジ制限がなく、常に500倍の高レバレッジの恩恵に与ることができます。
資金効率の良さだけでなく、ゼロカットシステムが採用されていることもポイントです。
もちろんゼロカットを悪用するようなハイレバレッジトレードは行ってはいけません。
そのために半自動EAには「最低証拠金維持率」の指定機能を付けています。
バックテストを実施したパラメーターは下記の通りで、その他のパラメーターは規定値を使っています。
- レバレッジ: 500倍
- 初期証拠金: 30万円
- ベースロット数: 1.0
その他のFX業者
国内業者・海外業者問わず、私が今まで検証してきた中ではOANDA Japanが一番の約定力、次点でTitan FXの約定力が高かったです。
あまり腐すつもりはありませんが、残念ながらBig BossやATC Brokersは指標発表時の約定力が低すぎて、本手法が成立しなかったことを書き添えておきます。
米・雇用統計
Titan FXでのバックテスト結果です
- CAGR +106.83%
- 純益 +320,500 円
- プロフィットファクタ 3.89
- 最大ドローダウン 15.69%
- 勝率 73.33% (11勝4敗)
米・FOMC政策金利
Titan FXでのバックテスト結果です
- CAGR +15.07%
- 純益 +45,220円
- プロフィットファクタ 1.61
- 最大ドローダウン 22.45%
- 勝率55.56% (5勝4敗)
米・消費者物価指数
Titan FXでのバックテスト結果です
- CAGR +92.93%
- 純益 +278,780円
- プロフィットファクタ 3.51
- 最大ドローダウン 13.99%
- 勝率 75.00% (12勝4敗)
独・製造業PMI
Titan FXでのバックテスト結果です
- CAGR +45.83%
- 純益 +137,480円
- プロフィットファクタ 9.03
- 最大ドローダウン 7.44%
- 勝率 90.91% (10勝1敗)
海外FX業者・Titan FXでのポートフォリオ
こちらは初期証拠金は30万円、Titan FXでのバックテスト結果によるポートフォリオです。
- CAGR +235.59%
- 純益 +736,760円
- プロフィットファクタ 4.08
- 最大ドローダウン 9.24%
- 勝率 78.57% (33勝9敗)
下図が、月別の結果です。
6月のみ損益が出ていますが、トータルでは大きくプラスとなりました。
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